皆さんの塾では、小学生から中学生、中学生から高校生への通塾継続率はどうなっていますか。
中学受験、高校受験を経験させた塾生を、ひきつづき、どのように自塾に通わせるか。
これは頭の痛い問題ですよね。普通は2割、3割というのが相場ではないでしょうか。
4割もの塾生が継続してくれたら、「恩の字」もいいところではないですか。
このアイデアは「私塾界」執筆でおなじみの、塾生獲得実践会、実践アドバイザーの
森智勝先生が、ある塾のアイデアとして誌面でご紹介くださったものです。
弊社の刊行物を読んでおられない当ブログ読者に、ちょっと教えちゃいます
(森先生、ゴメン)。
そのある塾では、一年間を終了する時期を5月までひっぱっているそうです。
普通、3月で卒塾ですよね。
つまり、入学が決まって4月から新中学生、新高校生になるのですが、
塾では入学後の5月まで教えるカリキュラムをつくっているわけです。
もちろん、たぶん、この2ヶ月間は入学後の学校教科書の先取り授業でしょう。
いかがですか。このアイデアで、4割以上の継続率を獲得したそうです。
アイデアはどこに転がっているかわかりませんよね。
寄席噺「青菜」かかりて夏きざす
ドクター大善寺
塾全体が年度を1月から翌年の5月ぐらいに設定することがスタンダードとなったら、継続率も高まるのではないでしょうか?これを常識にするべく、塾の経営者・講師が結束することが鍵ですね。
投稿情報: 高橋 研介 | 2010年5 月20日 (木) 17時24分