──つらいときは成長しているとき!
日経BP社が発行している『日経トップリーダー』(『日経ベンチャー』から改編)プラチナ会員会報『MANTHLY』4月号のトップページ「奔流を読む」に小嶋勇・日能研関東会長の経営者向けのメッセージ(新入社員に伝えること)が掲載されている。一般企業向けの雑誌だが、同業の塾経営者にとっては一層貴重なメッセージと言えそうだ。
「新入社員に覚悟してもらうこと、つらいときは成長しているとき!」と題して、仕事で大切なことは次の4つという。
まずは、「笑顔」。次に、「心を込めて挨拶すること」、そして、「必ず時間を守ること」、最後に、「掃除と整理」。
意外と思われるが、同社では清掃業務を外注していない。1週間に1度、日取りを決めて社員全員で清掃しているという。
また、どんな会社に入っても3年は辞めないで我慢する。それができなければ、ほかの会社に行っても勤まらない。「会社はお金を貰えて勉強できる道場だ」と、伝えてほしいと。
そして最後に、小嶋会長が志望校に合格できなかった子どもたちに日頃伝えている「君が受かった学校が君にとっての一流校なんだよ」を例に取り、新入社員たちにも、彼らへの“締め”の言葉として「今、入社した会社が、君にとっての一流の会社なんだ」と、伝えてほしいと結んでいる。
コメント