「先生はみんな優しくて、勉強しやすかった。おにぎりをつくって食べてよいし、お茶や飲み物を飲んでいいから、家みたいで好きだった。トイレがきれいでよかった。机が座りやすい。あったかい。京子さんにいやされました。面白かったです。○○塾はとてもよかったです。大好き。…」
「1年間とてもお世話になりました。最初ご飯とかには驚きました。毎日毎日10時まで面倒を見てくれたし、京子さんは暑くても寒くても自転車置き場まで見送ってくれた。(中略)高校3年の1年間は勉強三昧の1年間だったけど、たくさんの人に支えてもらって、めーちゃ濃い1年間でした。」
あぁ…もうだめ。涙腺が緩んでもう続けて読めない。伊予西条から松山への帰途の途中、四国、JR予讃線の車中。視線を思わず窓の外に…
上の二つの文章は、ある勉強会にうかがって、その際いただいた、○○塾卒塾生の塾への感想文です。二人ともこの春、見事に愛媛大学に合格しました。少し解説しておきましょう。○○塾は理数系に断然強い塾で、最近塾生を飛躍的に伸ばしている元気塾です。校舎も新築で、並びのもと喫茶店をあらたに借りることになりました。また、二度でてくる「京子さん」とは塾長の奥さんのこと。この塾では現役高校生がメインですが、毎日夕刻になると京子さんがご飯を炊き、塾生が勉強のあいまにおにぎりなどを作って食べて良いことになっているんです。
もうお分かりですよね。塾長はご自分ひとりの力で塾を大きくしたと思い込むのは大間違い! 内助(奥さま)の助けと、スタッフたちの優しく徹底した面倒見があってはじめて、地域の信頼を勝ち取るのだと。
うーむ。京子さん(一男あり)は素晴らしい。そして塾生たちのピュアな心も愛おしい。
ドクター大善寺
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