大阪府・兵庫県で新型インフルエンザが蔓延しつつあります。
早晩、中部地区を飛び越えて関東でも感染者が現れるでしょう。それは時間の問題。国民だれもが戦々恐々とするのもむべなるかな、と思います。
学校閉鎖、塾の休講もやむを得ない。ただし、これが1週間だったら想定内のことで、それ以上の閉鎖、休講になったら経営上、打撃であることは間違いありません。
ところで、ひとこと言わせて下さい!
予防のための対策ですが、手洗い、うがいの奨励は十分理解できるし、事実、自分も普段よりひんぱんに、時間をかけてやっています。言いたいのは「マスク」。子どもころから言われてきたのは、具合の悪い人、少しでも咳の出る人、何らかの病気をもち、免疫力のない人はマスクしようということでした。他の人に移るのを防ぐためで、それがエチケットと教えられてきました。なぜ、なにがなんでも健康な人がマスクをする必要があるのでしょうか。
専門家はマスクをしていても鼻の上部から菌は侵入するというし、なにより、WHOの指針・立場を見ると、「非感染者のマスク着用は不要」といっていますし、米国では「推奨されていない」し、EUでも「効果不明」という立場だそうです(読売新聞5月20日付。国際ページ)。
ではなぜ日本だけ? これはおかしいよ。大阪駅など近畿地方の駅舎では約9割がマスクを着用、その写真はああ、世紀末か、文明が滅びるのかというような無気味な写真で、マスクをしていない人はまるで異端者か、変人のようです。なんか戦争中の意識統制のようで、気持ち悪い。いまふうに若者言葉で言うと、「キモイ」!この少数意見、どう思う?
ドクター大善寺
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