『月刊私塾界』編集の小松です。7月の下旬、千葉市の誉田進学塾グループに取材に行ってきました。30年の歴史を持つ名門塾です。二代目の代表である清水貫氏に今後の塾づくりなどについていろいろと話を聞いてきたのですが、つくづく思ったことは、自塾の強み、独自性について自らが知ることは、案外、というよりも非常に難しいということです。
誉田進学塾が大きく業績を伸ばし始めたのはここ4、5年のことですが、2004年4月『読売ウィークリー』で公立高校「合格力」ランクで首都圏第1位に選ばれたことがその後の塾づくりに大きな影響を与えています。それまで誉田塾はそのことに気づかずにいましたが、客観的評価によって「これが貴塾の強みなんですよ」と示されることによって、その強みを活かした塾づくりを行うことが功を奏したというわけです。
逆にいうと、自塾の強みや独自性が分かれば、塾の方向性は自ずと決まり、成長していくことができるといえるでしょう。
「自らを知る」、言葉で言えば簡単ですが、本当はそれが一番難しいことなのかもしれません。
誉田進学塾の詳細は『月刊私塾界』9月号に掲載されますので、どうぞ参考にして自塾の強みを活かした塾づくりに邁進してください。
誉田進学塾・清水貫代表
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