──自分が日本の政治を正さずして、この自民党を正さずして、誰がやる!
東京11区で小選挙区での当選を果たした下村博文 衆議院議員(元官房副長官、自民党国対副委員長)は、8月31日(月)午前11時、午後7時の2回にわたり、板橋区内の選挙時事務所で「当選報告会」を開催した。
選挙戦は、参議院の繰り上げ当選を蹴って出馬を表明した有田芳生氏(日本新党)との一騎打ち。30日(日)午後11時半になってもどちらも9万票で、大接戦。当確が出たのは、日が変わって31日(月)午前0時10分のことだった。最終的には下村氏が117,472票、有田氏が113,998票を獲得して、下村氏が当選。
「ここにおられる皆様方の努力がどこかで少しでも欠けていたら落選したという、今まで経験したことのない、非常に厳しい戦いでした」
と、下村議員は今回の選挙戦を振り返り、集まった支持者の方々に深くお礼の言葉を述べた。
「あしなが育英会」の副会長を務める下村議員は、同育英会の学生たちにも駅前でチラシを配ってもらうなど選挙を手伝ってもらったという。
その学生たちからは、
「私たちの先輩である下村さんを誇りに感じました。私たちも先輩の背中を追いかけ、後輩たちのために挑戦していきたいと思います」
「一後輩として、逆風の中でも決してあきらめない下村さんの姿を誇りに思います」
──などの手紙が寄せられた。
「自分が日本の政治を正さずして誰がやる、自分がこの自民党を正さずして誰がやるんだ! という思いと勇気を皆様方からいただきました。」
「これから次の選挙までが私にとって本当に厳しい正念場。自民党そのもの、日本そのものを立て直し、皆様に恩返ししたいと思います」
と、下村議員は最後に力強く、そしてさわやかな笑顔で語った。
ズッキーニ
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