豚々拍子の取材日誌／塾長たちの午後（２）

ーー少子化と低価格戦争による生徒の奪い合いは、都会ほど厳しい

「いつの時代でも仕事は人脈で決まる」とＫ会長。女優と鮨屋で食事したり、講演会で全国各地を飛んで廻っているが、最近は身体が言うことを聞かないという。ＳバンクのＳさんやＵ社のＹさんとのツーショットを見ると人脈には納得。「優れたコンテンツで勝負できる時代だ」と、相変わらず血気盛んだ。

中学受験の生徒一人あたりの単価は高い。ゆえに生徒が一人減ると、その重さは地方の公立高校受験がメインの塾の生徒一人の重さの比ではない。だから、少子化と低価格戦争による生徒の奪い合いは、都会ほど厳しいのだ。

 

さて・・・おじさんたちの仕事はまだ続く。