昨日(5日)は、私塾界(全国私塾情報センター)主催する「秋季5大都市 学習塾経営セミナー2008」が、池袋のメトロポリタン会議室で開催された。会場には150人を越す聴講者が来場し、一時は立見も出るほどの盛会ぶりだった。
セミナーのスタートは午前10時。社団法人 全国学習塾協会の伊藤政倫会長の挨拶から始まった。
続く私塾界代表の山田雄司のオープニングセミナーでは、「2009年の塾経営を予測する」というテーマで、昨今の塾業界を取り巻く環境の変化に対応するために、今後塾経営者はどういった手を打つべきか、といった内容の講演が行われた。
今回の目玉である特別講演では、株式会社ティエラコムの増澤空代表が、同社のIT化によって生徒増加の原動力となっている事例を実際のデータなどを元に紹介した。
株式会社ナガセの永瀬昭幸社長は、中学生の市場獲得に向けた新たな「東進中学NET」のシステムに関する話をされ、日能研グループの小嶋勇理事長は、集まった塾関係者に向けて、ご自身がこれまで「塾屋」としてされて来たことや、今後の市場変化にどう対応すべきか、といった具体的な話しや熱のこもった檄を飛ばされていた。
特別講演の合間に行われた、協賛各社によるプレゼンでもそれぞれの商品を紹介するだけではなく、塾の経営者にとって、大変参考になる話しをたくさん聞くことができた。
同セミナーは今後、10月19日 名古屋・名進研ホール、10月26日 広島・RCC文化センター、11月9日 大阪・ヒルトンプラザウエスト、11月16日 福岡・八百治博多ホテルにて開催される予定だ。
お近くで開催される際には、塾業界の「今」を聴きに、是非会場に足を運んでいただきたい。
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