センター試験が終わりました。
今年の志願者は前年より9967人少ない54万3385人で、募集人員に対する志願倍率は過去最低の3.0倍。
にもかかわらず、再試験対象となったのは過去最多で1211人だそうです。
試験監督の不注意で試験時間が短くなったり、自動消灯システムの解除忘れで、停電状態が続いたり…。
会場によっては受験生の携帯電話が鳴り響いたとか。
そんな場に居合わせた受験生が不憫でなりません。
再試験は1月26日です。
どうか、この1211人が再試験でも実力を発揮できますように。
◆再試験対象となったトラブル
●横浜国立大
リスニング試験中、試験室近くに物品販売車が停車し、5分間にわたって客を集めるための音楽を流した。問題が聞き取れなかった可能性もあるため、同室にいた受験生1人が再試験の対象に。
●東京理科大
試験監督が身ぶりで示した指示を「イヤホンを外せ」と誤解した受験生1人がイヤホンを外してしまうトラブル。
●熊本学園大
筆談で行うべき受験生への指示を試験監督が口頭で行ったため隣の受験生1人に支障。
●千葉工業大、日本女子大
試験監督の不注意で試験を30秒早く終わらせ80人と35人がそれぞれ再試験対象。
●成蹊大
855人が試験を受けていた教室で突然、照明が消える。原因は自動消灯システムの解除忘れ。停電状態は5〜30秒。
●徳島大
試験開始前に行うべき氏名や受験番号などの記入を試験監督が指示せず。60人の受験生は試験中に記入した為、結果的に試験時間のロスに。
●日本文理大
リスニング試験開始後、受験生の携帯電話が約30秒間鳴り続ける。
なお、ICプレイヤーのトラブルについては、リスニング試験前の動作確認時に受験生からの不具合申告が288台(前年1254台)。試験中の不具合申告は148台で計442台でした。
不具合を訴えた受験生については当日中に再開テストを受験しています。
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