一昨年から今年にかけては、業界の至宝と言われた塾長が数人亡くなられた。
いずれも、私欲を優先せず、社員とその家族を大事にする経営に専念してこられた。
だから生徒も保護者も自然な形で大事にできるのだ。
M&Aが盛んとなったが、こうした塾長たちが消えていくのは寂しい。
M&Aをすれば簡単で楽な選択であるが、亡くなった塾長の遺志を継ぎ、社員一丸でひたすら頑張っている塾もある。
その姿勢に感動し、支援してくれる地域の人たちがいる。塾はそうして成り立ってきた・・・塾の存在価値が改めて問われる時代であるが、社員一人ひとりの魂は売り買いできない。