某現役予備校のA社長にBOSSと会ってきました。
A社長は家訓として取材や講演は避けられていますので、今回も久々の情報交換ということで最近の高校生市場の現状を伺ってきました・・・もちろん、秘密は我々だけがしまっていますが・・・今回は少しだけ披露してしまいます!
「引き続き強気の戦略で行きます」と代表は語りましたが、正直、次の一手には少しお悩みの様子でした。
質的に最高レベルまで高めた結果、新たな展開に対する逡巡があるのかもしれません。
しかし・・・首都圏というのは全国的にも特別の市場です。これが今回改めて確認できました。また、人材開発の特別なプログラムはまだまだ他塾との差別化となっているようです。
「将来の日本を背負うリーダー育成には自信を持っています」
偏差値重視の塾・予備校界の中で、「人間力形成」に本気で取り組む同社の姿勢はおおいに応援したいところですが、大学全入時代を迎えている今、今後の予備校経営をどうされるかはやはり気になるところです。
さて、全国的に厳しい経営の続く時代ですが、未だに拡大路線を続けることのできる塾もあれば、定員制や会員制のようなスタイルで、特定の生徒を囲い込んで指導する塾もあります。いずれにしても、生徒一人ひとりを大事にする教育がどうあるべきか、そしてその生徒の将来の可能性を如何に引き出すか、合格実績を伸ばすだけではない「何か」が、これからの塾の課題になっていくような気がする今日このごろです。
ところで、30年ほど前の学生時代から昼に夜にと通った、日テレ前のイタリアンレストラン「タ・ベルナ」での活気あるランチは懐かしい限りでした。全く変わらない狭い店内と丸太のテーブル、そして打てば響く元気の良い店主とスタッフたち・・・まるで十年一日のごとく、青春時代が蘇ったのでした。そして、ふと気がつくと「おじさんたち」はランチタイムのワーキングウーマンたちにガッツリ囲まれてしまい、出るに出られず「ビ、ビールくださいっ!」と叫んだのでした。この景気悪化と人材受難の時代、オフィス街のランチタイムもまさに戦場と化している実態に遭遇したわけです。その思いを胸に刻みつつ・・・車中で転寝をして静かに仕事に「おじさんたち」は戻ったのでした。
豚々拍子+DANDAN
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