昨日7日、栃木県足利市の白鴎大学足利高等学校で開催された「第4回 全国模擬授業大会」(主催 開倫研究所 共催 青木経営フォーラム、月刊私塾界)に出席しました。畏れ多くも審査員としてのご用命を受けての出席です。たぶん、二泊三日の沖縄研修旅行という「私塾界特別賞」を授賞する関係から、おまえも審査に加われというご主旨なのでしょう。一出版社の編集部企画室という立場ながら、実にどうも面映ゆいお役目でした。
それでも気を遣っていただいて、教科は国語。商売がら少しは関係あるかとも思いつつ審査にのぞみました。
見学も含めて全員の出席者は300名。そのうち授業者としてエントリーしたのは全国の塾から50名。英語・数学(算数)・国語・社会・理科に別れ、まず予選です。国語は古典、品詞、助詞、現代国語などの15分の授業で8名の授業者。通常の授業の導入の部分、子どもに理解・定着・応用を授け、「うん、なるほど」といかに思わせるかがポイントです。
審査をして思ったのですが、授業の最初ですから、皆さん、それなりの授業プランでのぞまれましたが、最初の一言、二言ぐらいもっと「ひきつけるパフォーマンス」があっていい。コメントを言われたので、その部分をエラソウに話しました。
本選は各教科予選通過者5名の再審査。くしくも全員男性の先生。これは実に、実に面白かった。みんな文句なしに素晴らしい。ちゃんと授業前に、つまり導入前に、パフォーマンスします(理科だったらちょっとした科学のニュースなど)。声も大きく、メリハリが聞いていて、うーむと唸ってしまいました。
因みに最優秀賞・私塾界特別賞は千葉県「LAPIS」の田中宏道塾長でした。
来年は本選に一人ぐらい女性が加わるといいんですがね。
なかなか刺激的な一日でした(校内禁煙はつらかったけど)。
ドクター大善寺
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