その塾は和歌山県のS塾。
第一志望の高校を不合格させてしまったら、皆さんの塾ではどのように対応なさっていますか?
S塾ではまず、教室長と授業担当社員にその生徒の家まで謝罪に行かせるそうです。また、中学受験に失敗した生徒には、その後の三年間の授業料は大幅に減額。教材費は全て免除だそうです。
塾長は言います。「塾が結果責任を果たせなかったわけですし、その上でもう一度指導のチャンスをいただくわけですから、学費を全額そのままいただくのはおかしいと思うのです」。
皆さんはこの言葉をどう聞かれますか。資金が潤沢にあるからこそできると思われますか?
よく「面倒見」といいます。本当の意味の「面倒見」をここで感じます。塾生や彼の親御さんにとって、こんな心の底からの優しさを示してくれたら、退塾なんていう考えは決して浮かんできませんよね。私は、そう、思います。
秋晴れに我が身の恥をみすかされ ドクター大善寺
コメント