10月1日に急逝された寺小屋グループ代表西坂眞美氏の「お別れの会」が26日、愛媛県松山市湊町にあるムラタホールにて開かれた。「お別れの会」には地元の政財界、取引先企業、友人知人、そして全国から駆けつけた塾関係者ら約500名余りが最後のお別れに訪れた。四国最大手の学習塾として知られる寺小屋グループは文字通り、故西坂眞美氏が28年の歳月をかけ作り上げた塾だ。
9月現在、愛媛・香川・沖縄の三県に100を超える教室を擁し、第一分野(総合学習塾)、第二分野(合宿・野外活動)、第三分野(カルチャー講座)の三分野での「全能バランス開発」を目指し総受講生数1万有余名、グループ職員数300名、パート・アルバイトスタッフ300名の大黒柱として、次なる事業展開を設計、あわせて'08年(平成20年)の創立30周年事業に向けて、夢を馳せている途上にあった。寺小屋グループは今後、故西坂眞美代表の遺志を引継ぎ新社長に就任した夫人の西坂和恵氏に委ねられたが、若い経営スタッフを中心にした新たな船出に期待したい。そして学習塾業界をともに生きてきた盟友、西坂眞美氏の安らかなご冥福をお祈りする。合掌。
全国私塾情報センター 代表 山田 雄司