6月14日と翌15日、大阪で「第28回青木フォーラム」が開催されました。
(株)成学社(開成教育グループ)の教室訪問と、太田明弘代表の講演、翌日は同社永井常務と片岡広報部長の講演という二日間のプログラムでした。
太田代表の講演テーマは「強い塾より潰れない塾経営を目指す」。ただこれには「草食動物経営のススメ」という副題が付いています。なぜ草食動物か?
代表は肉食動物のライオンと草食動物のキリンを比べます。一日の睡眠時間はライオン10時間以上、キリン約20分。目と目の長さはライオンは侠角で短く、キリンは広角で長い(その理由、ライオンは前方の獲物を追いかけるだけでいいから、キリンはたえず周囲の様子を観察するため)。そして性向はライオンは獰猛で攻撃的、対してキリンは温和で共存志向。
さて、これからの塾人の経営スタイルはまさにこの草食動物のような経営スタイルをとらざるをえないだろうと。いたるところ難問ばかりでおちおちと眠っていられない草食動物的生き方を選ぼうと、太田代表は言います。
事実、成学社の三大特徴は、「負け戦が上手い、華麗なる二番手主義、心配性で研究熱心」だそうです(当日配布されたレジュメから抜粋)。あなたは肉食派ですか、それとも草食派ですか。
ドクター大善寺
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