野中ともよさんにインタビュー

こんにちは。編集のココロです。
2月18日に野中ともよさんのインタビューに行ってきました。

 

野中ともよさんといえば、経済界においても有名ですが、NPO法人金融知力普及協会の理事もなさっています。野中さんと聞いて、私が真っ先に目に浮かぶのは、あるときテレビで見たのですが、米国の経済学者、ドラッガーに鋭くインタビューしていた姿です。もちろん英語でです。　

今回私塾界では、ファイナンスにとても精通されていらっしゃるので、「お金に関する教育」に関するお話しを中心に取材させていただきました。

　

今目の前で起きているこの不況はアメリカ発ですが、なぜこのようなことになってしまったのか、そのカラクリについてもレクチャーを受けてきましたが、それを聞いてわかったこと……それは本当に恐ろしいことです。

　

子どもたち、いえ、子どもたちに限らず私たち自身も、なぜ学ばなければならないのか？

　

その理由の一つとして、「ダマされない人間になること」という何だか悲しい事実に突き当たってしまいました。

　

お金はたしかに大事なものではあるけれど、それは単に道具にすぎない。その道具に振り回されているのが私たちの今の社会なのです。

　

どうやら、時代はまさしく転換期に差しかかっているようです。
最近、勝間和代さんの著書『起きていることはすべて正しい』を読んだのですが、少なくとも今のアメリカ型の資本主義が終わりを告げ、それに代わるシステムをつくることがテーマとなっているそうです。

　

「持続可能な社会」、これがどうやらこれから先のキーワードになりそうです。
そしてこのことは、今年の私立中学入試でも出題されていました。
こういった問いかけについては、子どもたちの方が柔軟な発想で、我々が驚くようなアイデアを出してくれます。

　

どうやら、私たち大人たちの方こそ、真の「学び」を必要としているのかもしれませんね。

森上教育研究所の「首都圏中学入試報告会」

２月19日、森上教育研究所が主催する恒例の「首都圏中学入試報告会」に行ってきました。

　

海外で塾を経営する知人が同伴し、久しぶりに勉強になりました。

　

各科目の専門家は、「合格するためには難問奇問ではなく、基礎基本の問題をミスなく解ける実力が必要だ」と強調。ただし、男子校の算数では「この一問で差がついた」ものが必ずあるという。捨てる問題と解ききる問題の見分け方が重要か。

　

今回は２月１日が日曜日だったが、「サンデーショック」か「サンデーチャンス」かは意見の分かれるところらしい。しかし、桜蔭（女子“御三家”の一つ）中心の軸はここ数年不変という。何事にもブレない中心があるものだ。

　

しかし、東京都では来年さらに４校増える公立中高一貫校（来年は10校になる）の影響が大きくなることは間違いないようだ。

　

※『月刊私塾界』４月号では恒例となった「平成21年 首都圏 大手・中堅塾　難関中学合格実績」を特集。お楽しみに！

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　豚豚拍子

リソー教育 岩佐会長を取材

２月17日、リソー教育の岩佐会長を取材してきました。

 

いつものように素敵なアートの飾られたロビーから会議室を経て会長室に入り、にこやかな笑顔で迎えてくれた会長は、「どうですか、業界は？」といつものように質問が飛んできた。

 

取材される側にまわって数十分間、好奇心と探究心旺盛な岩佐氏の質問責めに・・・
まるで蛇に睨まれた蛙か、飛んで火に入る虫の如く…

 

さて、同社は特化した進学個人指導教室「TOMAS」で上位層を獲得しつつ、今後は私学在学生を対象とした「スクールｅステーション」で大ブレイクしそうな気配。教育ニーズを鋭く嗅ぎ分ける感覚はやはりただ者ではない。「たまには仕事抜きで遊びに来なさいよ・・・」との配慮に「質問責め」の快感が背中を伝う冬の一日でした。

 

※幼児教室の「伸芽会」や家庭教師派遣の「名門会」の関西への出店を本格化する “濃いお話” は、『月刊私塾界』４月号までお預けする予定です。

　
　

豚豚拍子

【速報】首都圏 “御三家” 中学 塾別合格実績

ーーSAPIXの独走状態　一層強まる

　

森上教育研究所は、４日正午までに判明した、首都圏大手・中堅塾の難関中学合格実績を、同社『中学受験研究会週報』（No.21-0005）で発表した。

 

それによると、男女 “御三家”（麻布・開成・武蔵・桜蔭・女子学院・雙葉）の実績は、SAPIX・675名（昨年最終592名）、日能研・434名（同421名）、早稲田アカデミー・269名（同239名）、市進・81名（同110名）、栄光ゼミナール・32名（同61名）、ena・41名（ー）、川崎予備校・7名（同5名）、CAP・9名（同3名）、エデュコ・2名（同8名）、トーマス・77名（同66名）。

 

SAPIX、日能研、早稲田アカデミーの上位３塾は、４日の時点でそれぞれ昨年の最終合格者実績を上回っているが、SAPIXはすでに昨年より80名強を上乗せし、２位の日能研との差をさらに広げている。今年はサンデーショックの影響で女子は “御三家” の併願もあるので、各塾とも今後さらに実績を上乗せしてくると思われるが、SAPIXの独走が際だつ結果となったようだ。

（社）日本青少年育成協会が沖縄で理事会を開催

社団法人日本青少年育成協会（佐々木喜一会長、東京・新宿区）は14日、沖縄県那覇市にある青少年センターで今年最後の理事会を開催した。

　

午後１時から始まった理事会では来年度の予算案、会費の値上げなどについて審議された。また、前回の理事会で同協会の特別顧問に決まった下村博文衆議院議員（自民党）、大島九州男参議院議員（民主党）の両名の認証式を行った。

　

12/14「地方塾活性化セミナー in 沖縄」無事終了

12月14日、「地方塾活性化セミナー in 沖縄」が無事終了しました。
会場には沖縄全島より約70名の塾関係者の方々がかけつてくださり、今年最後を飾るセミナーにふさわしい盛り上がりでした。
関係者一同、ご参加いただいた皆様に感謝しています。

今回の同セミナーの目玉は、何と言っても「全国模擬授業大会」で最優秀賞を飾った高木 昭先生（東大アチーブメント進学教室・千葉）が英語の模擬授業を実際の塾での講義と同様の形で披露してくださったことです。

大変好評だったので、この企画は来年以降も続けて行く予定です。
なお、来年の地方塾活性化セミナーは、2月・鹿児島、4月・愛媛、6月・和歌山で開催を計画しています。

私塾界 年末恒例の「Premium Seminar & Reception Party」まであと４日！

塾業界の年末の締めくくりとして毎年恒例となっている、弊社主催の「Premium Seminar & Reception Party」まで、残すところあと４日となりました。

　

『月刊私塾界』を購読されている学習塾塾、予備校、企業の皆さまは、セミナーへ「無料ご招待」となっております。（「Reception Partyは正会員のみ無料ご招待」）

　

セミナーにご参加いただいた方には全員に、「2009年版 オリジナルカレンダー」をはじめ、たくさんのプレゼントも用意しております。

　

会場は新宿西口の「ヒルトン東京」（アクセスガイドはこちら）にて、午後1時30分開宴となっております。2008年の塾業界を締めくくる最後のセミナーとなりますから、是非ともふるってご参加ください！　　　

　

また、当日講演する小林弘典先生の著書『スーパー塾講師への 道しるべ』がこの日会場で、皆さまの前に初めてお披露目されます。こちらもお楽しみに！！

『月刊私塾界』12月号発行！！

毎月、『月刊私塾界』をご購読いただいている皆様、ありがとうございます。

　

本日『月刊私塾界』12月号が発行されました。
『月刊私塾界』の表紙は4月号からカラーになり、毎号いろいろなイメージでデザインされていますが、今回の表紙は、スタッフ全員が特に気に入っていますので皆様にお届けするのが楽しみです。

　

表紙のデザインは、『月刊私塾界』の編集会議にデザイナーに出席していただき、その月の特集や季節に添った表紙のイメージをみんなで考えて、意見を出し合って決めています。

　

個人的には、「7」をグラデーションで波と空をイメージさせる7月号の表紙が好きですが、毎回デザイナーが意外なデザインを送ってくださるので楽しみにしています。

　

『月刊私塾界』12月号は、ただいま発送作業を行っておりますので、お手元に届くまでもう少しお待ちください。

　

k.

「第７回 私塾界オープン」名門名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで開催

７回目を迎えた弊社主催の「私塾界オープン」が10月20日、男子ツアーの東海クラシックが毎年開催されている、名古屋ゴルフ倶楽部・和合コースで行われた。

当日は最高気温が26度という９月中旬並の絶好のコンディションのもと、参加の16人が日ごろの腕前を競った。組によっては激しいバトルもあったようだが、競技は新ペリア方式で行われ、見事栄冠を勝ち得たのはOUT４２ーIN４０（グロス82）、HDCP１１.７、NET７０.３の古屋健二・エスアールジー社長（主に塾の合宿などを企画している旅行社）。また、古屋氏は同コンペの「ベスグロ賞」も獲得した。準優勝は、同倶楽部の会員でもある地元の杉藤清行氏（明倫ゼミナール理事長）が獲得した。

なお、「第８回　私塾界オープン」の開催は来る12月５日（金）、武蔵ゴルフ倶楽部（豊岡コース）の予定。

前日の４日（木）には、ヒルトン東京（東京新宿区）にて、弊社主催の年末恒例「私塾界Premium  Seminar & Reception  Party」が開催されますので、合わせてのご参加をお待ちしております。

秋季5大都市 学習塾経営セミナーがスタート

昨日（5日）は、私塾界（全国私塾情報センター）主催する「秋季5大都市 学習塾経営セミナー2008」が、池袋のメトロポリタン会議室で開催された。会場には150人を越す聴講者が来場し、一時は立見も出るほどの盛会ぶりだった。

 

セミナーのスタートは午前10時。社団法人 全国学習塾協会の伊藤政倫会長の挨拶から始まった。

続く私塾界代表の山田雄司のオープニングセミナーでは、「2009年の塾経営を予測する」というテーマで、昨今の塾業界を取り巻く環境の変化に対応するために、今後塾経営者はどういった手を打つべきか、といった内容の講演が行われた。

今回の目玉である特別講演では、株式会社ティエラコムの増澤空代表が、同社のIT化によって生徒増加の原動力となっている事例を実際のデータなどを元に紹介した。

株式会社ナガセの永瀬昭幸社長は、中学生の市場獲得に向けた新たな「東進中学NET」のシステムに関する話をされ、日能研グループの小嶋勇理事長は、集まった塾関係者に向けて、ご自身がこれまで「塾屋」としてされて来たことや、今後の市場変化にどう対応すべきか、といった具体的な話しや熱のこもった檄を飛ばされていた。

特別講演の合間に行われた、協賛各社によるプレゼンでもそれぞれの商品を紹介するだけではなく、塾の経営者にとって、大変参考になる話しをたくさん聞くことができた。

同セミナーは今後、10月19日 名古屋・名進研ホール、10月26日 広島・RCC文化センター、11月9日 大阪・ヒルトンプラザウエスト、11月16日 福岡・八百治博多ホテルにて開催される予定だ。

お近くで開催される際には、塾業界の「今」を聴きに、是非会場に足を運んでいただきたい。