韓国からまたまた興味深いニュースが飛び込んできた。
同国の現代経済研究院の調査によると、子どもを塾などに通わせている世帯が個人教育に使う金額は月平均64万6,000ウォン(約8万2,000円)で、世帯所得の19%台に及ぶという(朝鮮日報WEB版4月30日付)。調査の対象は全国の1012世帯。
これを子ども1人当たりに換算すると、月平均は38万2000ウォン(約4万9000円)。
幼稚園児から中学生までは20‐40万ウォン(2万6000‐5万1000円)を支出する層がもっとも多く(41.9%)、高校生の場合は40‐60万ウォン(5万1000‐7万7000円)を支出する層がもっとも多い(28.1%)。
また、とくに高校生の子どもを持つ世帯のうちの19%は個人教育費として毎月100万ウォン(約12万8000円)以上を使っているそうだ。
わが国の場合を2004年度の文科省「子どもの学習費調査」でみると、塾・家庭教師などを利用している子どもたち1人当りの月額平均支出は、
公立幼稚園児 3,535円
私立幼稚園児 4,417円
公立小学生 8,887円
公立中学生 20,137円
私立中学生 17,257円
公立高校生(全日制) 12,931円
私立高校生(全日制) 19,028円
いまや韓国はわが国を抜いて、世界一の学習塾大国になったようだ。
Written by PSC